4月24日(土)、朝からの雨も午前中にはすっかり上がり、若い人たちが土曜の昼を闊歩している青山表参道・・・。参加者も「青山スパイラル」に三々五々集いました。ラオス大使館のご好意で持ち込まれたラオスの民族衣装・手工芸品も展示、現地からの色彩鮮やかなシルクのスカーフや小物などのグッズも即売しました。
五十嵐会長の挨拶のあと、テーブルにラオス料理を中心にアジアの料理が運ばれ、昨秋、スタディツアーに参加した5人の皆さんも思わずにっこり。情報を知って駆けつけた某大学の「旧東南アジア研究会」の皆さんも学生時代に食べ歩いたアジア料理を懐かしみつつ、箸を進めていました。「結構いけますね。」「ペキンダッグに見たてた焼き鳥ともち米のセット、おいしいわ。もち米が日本のもち米より細長く食べやすく、料理に最適!」。
シェフから「「鴨‘ラップ(ラッキー)‘」というラオスの料理は、結婚式などおめでたい席に出すもので、鴨肉をひき肉にして茹で、ドライチリ(香辛料)ともち米を粉にしたもので出来ています。ラオスのライムの香り(マナオとミント)が付けてあります。」と説明を聞き、皆さん納得。もち米がふんだんに使われているのは、すなわち日本とは逆で、もち米が主食であるのです。
デザートに当店オリジナルのココナッツミルクのアイスクリームとプリンをいただきながら、大使館書記官のブンミーさんの話に耳を傾けました。通訳はツアーの団長であり、ユニフェム日本国内委員会・副理事長の佐々木順子さん。
ブンミー書記官からラオス料理や、大使館の役割(文化・教育の紹介、大使へのアシスト)をきくことができました。また、3年前からのユニフェムのプロジェクト支援に感謝。「さらに将来発展させて、ラオスの女性や子どもたちが自分の力で様々なことができるようにお手伝いいただければありがたい。大使館としてもプロジェクトにお手伝いできることがあれば、喜んでさせていただく。前回ツアーにいらっしゃれなかった方は、次回は是非どうぞ。ラオスはとても小さい国ですが、とても平和な国ですのできっとお気に召すと思います。また、次回は大使館の方へ皆さんにお出でいただいて、ラオス料理のデモストレーションを行いたいと思います。」とお誘いも・・・。後の質問会で、「言語」についての問いに、ラオ語とタイ語は大変似ていて子どものときから両方習うそうで、もとはサンスクリット語から出ているとのこと。また、コスチュームの素敵な着方も伝授。
短い時間の食事会でしたが、ラオスが身近になり、「ユニフェム東京」としても将来に新しい展開が期待できる有意義なひとときでした。申込者が少なかったことが残念。店内に流れるラオスのポップスを聴きながら、この雰囲気を貴女にも・・・。
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